いよいよ明日、1月10日から「劇映画 孤独のグルメ」が公開されますね!
https://gekieiga-kodokunogurume.jp/
「孤独のグルメ」は私も大好きな番組で、五郎さんが美味しそうに食事をするシーンや、あの独特の音楽が流れると、ついついお腹が空いてしまいますよね。五郎さんがたくさん食べるシーンの「ゴロさん、ゴロさん!♪」の音楽が大好きです。笑
明日からの公開を待ちきれずに情報を探していたら、なんと映画に出てくる韓国のお店の情報を見つけたので、孤独のグルメファンの皆さんに共有したいと思います!

「劇映画 孤独のグルメ」は松重さんが監督

今回の映画は、なんと松重豊さんご本人が監督・脚本・主演を務められたそうです。2年以上前から企画して今回の映画化へとたどり着いたそう。
昨年末から松重さんご自身が広報活動もされていて、五郎さん(松重さん)ファンとしてはSNS等で姿を見る機会が増えてとても嬉しかったです!
映画ではドラマでは描くことが難しかった恋愛と冒険ストーリーもあるらしく、本当にワクワクしています。
映画は韓国やパリと海外での撮影もあり、韓国でも五郎さんはおいしいお店を見つけるそうです。
「ジニの食堂」は松重さんが韓国で見つけたお店

松重さんが脚本を作るためにシナリオハンティングで韓国を巡り、釜山の北の方から南下しながら見つけたお店が、慶尚南道巨済市の海辺にある食堂「ジニの食堂(진이네식당)」です。
今回の映画では、五郎さんが漂流してしまうシーンがあるらしく、「海からすぐにたどり着ける飲食店に五郎さんは入るだろう」という設定から、この「ジニの食堂(진이네식당)」を選んだそうです。
そして、実際にこのお店で食事をされた松重さんは、本当に美味しかったと語っておられました。
ちなみに今回の「劇映画 孤独のグルメ」に出てくる飲食店の店員さんは、全員本当のお店の店員さんだそう!
韓国の「ジニの食堂」の店員さんも、本当にこのお店で働いているオーナーの娘さんだそうです。

とっても美人な方で、女優さんみたいですね。
映画の中で五郎さんが食事をした「ジニの食堂」

「劇映画 孤独のグルメ」にでてくる「ジニの食堂」は、韓国の釜山より少し南にある慶尚南道巨済(コジェ)市という島の旧助羅(クジョラ)という海岸沿いの街にある小さなお店です。
もちろん、映画の設定ではなく実在するお店。
旧助羅(クジョラ)は、釜山からはバスで約2時間、巨済市街地からはバスで約30分でアクセスできます。

\2019年のドラマでは釜山がロケ地になりました/
旧助羅(クジョラ)はどういう街?

旧助羅(クジョラ)は、韓国・慶尚南道巨済(コジェ)市にある、昔ながらの漁村の雰囲気が残る静かな町です。
美しいリアス式海岸と、新鮮な魚介類が楽しめることで知られています。観光客も少なく、ゆっくりと時間を過ごしたい人にぴったりの場所で、海岸沿いの散歩や釣り、海水浴などを楽しめます。
「ジニの食堂」の近くには「旧助羅海水浴場」があります。
旧助羅海水浴場は、美しい自然に囲まれた場所にある海水浴場で、海の透明度も高く、夏は海水浴客が訪れます。サラサラの砂浜が1.1km広がる地元では人気のビーチです。


\韓国の冬だけの栄養料理/
「ジニの食堂」はどんなお店?

海鮮チゲや刺身、焼き魚など、新鮮な魚介類を使った韓国料理を提供している地元で愛されているお店です。

口コミを見ると、地元の人々に愛されている食堂のようで、特に海鮮チゲが美味しいと評判です。
アットホームな雰囲気で、リーズナブルな価格で食事を楽しめる、まさに孤独のグルメで五郎さんが行きそうなお店ですね!

お店には撮影の時の松重さんの写真も飾られているようで、映画が公開されたら、韓国に聖地巡礼に行く人も多いかもしれませんね。写真の朗らかな様子から、映画の撮影も楽しそうだったのが伝わります。
お店の外装は、現在は撮影時と看板の色が変わっているようです。
「ジニの食堂」の住所と地図
住所 / 慶尚南道 巨済市 一運面 亀佐里 69番地 경상남도 거제시 일운면 구조라리 69번지

\2019年のドラマでは釜山がロケ地になりました/
五郎さんが食べたのは「ファンテヘジャンク」というスープ
映画「劇映画 孤独のグルメ」の中で五郎さんが食べたメニューは「ファンテヘジャンク」というスープ料理。

ファンテヘジャンク(황태해장국)は、干しダラで出汁をとったスープ。
韓国では二日酔いの酔い覚ましに食べるスープで、優しいお味でとても美味しいそうです。
「劇映画 孤独のグルメ」では、漂流した五郎さんが「ジニの食堂」にたどり着き、このファンテヘジャンクを食べるシーンがあるとのこと。きっと、おいしそうに食べるんだろうな、と想像できますね。
韓国の「ファンテヘジャンク」ってどんな料理?

「ファンテヘジャンク(황태해장국)」は、韓国の代表的なスープ料理の一つです。干したタラをじっくり煮込んで作る、白濁したスープが特徴です。
タラの旨味がたっぷり溶け出したスープは、あっさりとしていながらもコクがあり、体の芯から温まります。二日酔いの朝に食べると、胃に優しく染み渡り、疲れた体を癒してくれる効果もあると言われています。
具材は、タラの他に、豆もやし、玉子、長ネギなどが入っていることが多く、お好みで、キムチやコチュジャンを加えて、辛さを調整することもできます。韓国では家庭料理としても親しまれており、食堂でも定番のメニューです。
\韓国の冬だけの栄養料理/
ファンテヘジャンクとプゴクの違い
韓国の干しダラのスープには「ファンテヘジャンク」の他に「プゴク」というスープ料理があります。どちらも干しダラを使用するスープですが、ファンテヘジャンクとプゴクの主な違いは、使用する干しダラの種類の違いにあります。
- ファンテヘジャンク
「ファンテ」と呼ばれる、スケトウダラを寒風で凍らせたり溶かしたりを繰り返して作る、黄色っぽい干しダラを使用します。 - プゴク
プゴと呼ばれる、一般的な干しダラを使用します。

ファンテはプゴよりも干す工程が複雑で手間がかかり、黄色くなってくるそうです。
ファンテは韓国で一番寒い地域の江原道で主に生産され、ファンテを作る時の平均気温は零下10度以下で、大体12月から年明けの4月まで干します。
まとめ
今回は、「劇映画 孤独のグルメ」のロケ地情報と、映画に出てくる韓国料理「ファンテヘジャンク」について紹介しました。映画を見る前に、ロケ地や料理の情報を予習しておくと、より一層楽しめるのではないでしょうか?
私も映画館へ行って、「劇映画 孤独のグルメ」で、ドラマでは見れなかった五郎さんの冒険ストーリーを楽しんできたいと思います。
ロケ地の「旧助羅(クジョラ)」は、釜山からバスで2時間くらいの場所なので、釜山旅行の際には、巨済市の旧助羅(クジョラ)まで足を運んで「劇映画 孤独のグルメ」の聖地巡礼したいするのもいいですね!
\2019年ドラマ孤独のグルメの韓国ロケ地/
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