海外旅行は楽しいものですが、旅先で体調を崩してしまうとせっかくの旅行が台無しになることも。
外国で薬を買おうとしても、言葉の壁や現地の薬が体に合わないリスクが心配です。
そんなときのために、日本から信頼できる薬を持っていくのが安心です。今回は、海外旅行におすすめの薬をピックアップしました。それぞれの役割を確認して、旅の準備に役立ててください!
整腸剤(ビオフェルミン)
旅行中、現地の水や食事に慣れないことでお腹を壊すことは珍しくありません。
特に、旅先での下痢はデリケートな問題!
下痢止めを使うのも一つの方法ですが、ウイルス性の場合、原因物質を体外に排出する必要があるため、無理に止めるのは逆効果になることもあります。その点、ビオフェルミンなどの整腸剤は腸内環境を整えることで自然な回復をサポートします。腸内の善玉菌を増やし、腸内フローラを正常化するので、継続して服用することで症状を和らげる効果が期待できます。
ただし、緊急時や飛行機搭乗前にどうしても止めたい場合には、下痢止めを併用しても良いでしょう。旅行中の快適さを保つため、整腸剤は必須アイテムです。
整腸剤↓
下痢止め↓
胃薬(太田胃散)
旅行では、ついつい美味しい料理を食べ過ぎてしまいがち。
普段は意識している人でも、現地の特産品や珍しい食べ物を前にすると胃袋のキャパを超えてしまうことがあります。
胃薬は、胃の働きを助け、食べ過ぎや飲み過ぎで起こる胃もたれや胸焼けを和らげます。また、消化を促進する効果もあるため、早めに飲むことで翌日にはスッキリ回復できるでしょう。胃が弱りがちな方だけでなく、旅行中に普段より多く食べる予定の方も持参しておくと安心です。
特に食事が楽しみな旅行では、体調を崩さず美味しいものを堪能するための必需品です。
便秘薬(酸化マグネシウムE便秘薬)
旅先では、時差や食生活の変化、慣れない環境によるストレスなどで便秘になりやすくなります。このような状況を放置すると、不快感が続くだけでなく、体調全体に悪影響を及ぼすことも。
酸化マグネシウムE便秘薬は腸に水分を集めて排便を促すため、強い下剤のように腹痛を引き起こしにくいのが特徴です。また、作用が緩やかなので、外出先ではなくホテルで落ち着いて服用するのがおすすめです。夜に飲んで、翌朝スムーズに体を整えると良いでしょう。
旅行中のストレスを軽減し、快適な滞在をサポートしてくれる頼れるアイテムです。
鎮痛・解熱剤(イブ、ロキソニン)
旅行中に頭痛や歯痛、発熱が起きると、せっかくの観光計画が台無しになってしまいます。特に海外では病院を利用するのが難しい場合もあるため、手軽に使える鎮痛・解熱剤を持参することを強くおすすめします。
イブやロキソニンは、日本国内で広く使われている薬で、安全性と即効性が魅力です。頭痛や生理痛、軽い発熱など幅広い症状に対応できるため、常備しておくと心強いです。ただし、空腹時に飲むと胃が荒れる場合があるため、服用時には少しでも食事をとることを心掛けましょう。持ち歩きやすい個包装のものを選べば、旅先でも簡単に使えます。
風邪薬(パブロン、ベンザブロック)
旅行中の移動や気温差、疲労などで風邪を引きやすい環境にさらされることも多いです。軽い喉の痛みや鼻水といった初期症状の段階で、風邪薬を飲んで対処することが重要です。
パブロンやベンザブロックは日本製の風邪薬で、症状の進行を抑え、回復を早める効果があります。
特に旅先では医師にかかるハードルが高く、早めの対処がその後の旅行スケジュールに大きな影響を与えることも。すぐに飲めるように、ポーチに入れておけば安心です。
葛根湯
風邪の引き始めや、体がだるく「何となく調子が悪い」と感じるときに便利なのが葛根湯です。
漢方薬であるため、体に優しく症状の早期回復が期待できます。
冷えや肩こりを感じるような時にも役立ち、疲れがたまりがちな旅行中には特に重宝します。
また、予防的に服用することで、本格的な体調不良を未然に防げることもあります。即効性のある薬とは異なりますが、軽い不調の段階でケアするのにぴったりな一品です。
風邪の初期症状には風邪薬と一緒に飲むことをお勧めします。
消毒液と絆創膏(マキロン、バンドエイド)
旅行中の靴ずれや転倒による小さなケガは意外とよく起こります。海外では消毒液や絆創膏の入手が難しい場合もあるため、事前に用意しておくと安心です。
マキロンは、患部を清潔に保ち、感染症を防ぐための必須アイテムです。
携帯用の絆創膏を数枚持っておけば、急なトラブルにもすぐ対応可能です。小さな怪我も化膿してしまうとずっと痛みが続きます。早めに対処することで、旅行中の快適さを維持できます。
睡眠導入剤(ドリエル)
海外旅行では、時差や旅の興奮によって眠れないことがよくあります。睡眠不足は、翌日の観光スケジュールや体調に大きく影響を与えるため、対策が必要です。
ドリエルなどの市販の睡眠導入剤は、軽い不眠に適した成分が含まれています。
出発前に自宅で試しておくことで、体に合うか確認でき安心して持参できます。
ただし、旅行中の服用は翌日に影響が出ないよう、適切なタイミングで使用することが大切です。質の良い睡眠で旅を存分に楽しみましょう!
海外旅行中の体調不良は避けたいもの。
日本で普段使い慣れている薬を持参することで、安心して旅を楽しむことができます。
事前準備をしっかり行い、快適な旅行をお過ごしください!