ソウル旅の2日目、足が限界を迎えた私が偶然見つけた“ローカルしかいないチムジルバン”。
静かで清潔、しかも一人でも安心して過ごせる空間だったので、体験を記録しておきます。
ソウル一人旅 2日目、歩き疲れて足が限界!
2025年9月、ソウル一人旅の2日目。
ザ・現代ソウルでショッピングを楽しんだり、漢江(ハンガン)を散歩したりしているうちに、すっかり足が疲れてしまいました。
今回の旅のホテルは韓国によくある「バスタブなしタイプ」の部屋。
ホテルに戻っても疲れは取れない予感。
お湯にゆっくり浸かりたくなって、「そうだ、チムジルバンに行こう!」と思い立ちました。
NAVERでチムジルバン探し!
食事をしていた麻浦区エリアで「찜질방(チムジルバン)」をNAVERマップで検索してみました。
すると、近くに2つ候補が出てきました。
- ネイバー韓方サウナ(네이버한방사우나 / Naver Hanbang Sauna)
- トジョン24時サウナ チムジルバン(토정24시 사우나 찜질방)
レビューを見比べてみると、「ネイバー韓方サウナ」の方が地元の人の評価が高く、雰囲気も良さそう。
ということで、そちらへ行ってみることにしました。
ちなみに、チムジルバンは今回が2回目の利用です。
初めて行ったのはコロナ前。
早朝便で帰国するため、ソウル駅近くの「シロアムサウナ」で宿泊しました。
観光客も多く利用していたチムジルバンだったので、今回の「ネイバー韓方サウナ」より日本語とかの説明があったような気がします。
残念ながらコロナ時期に閉店したようです。
麻浦駅から徒歩5〜10分、商業ビルの地下へ
麻浦駅から徒歩10分ほど。

目的地の「ネイバー韓方サウナ」は、想像していたよりローカル感のある商業ビルの地下1階にありました。

少しドキドキしながらも、階段で地下へ。(エレベーターでもいけるみたい)




受付で「一人です」と伝えると、「チムジルバン?」と確認され、13,000ウォンを支払って中へ入りました。(やさしい女性の方でした。)

受付では以下の3点を受け取ります。
- 腕につける番号付きの鍵(館内での買い物決済用)
- タオル2枚
- 室内着
大きな荷物がある場合は、受付に預けることもできるようです。
受付も、チムジルバンの中も、日本語の説明はほぼなかったと思います。
ロッカー・靴箱・館内の流れ
入口を入ると靴箱があり、受付で受け取った番号の鍵でロック。
そのまま更衣室へ進むと、日本の銭湯と同じ感じ、ロッカーもあります。
ロッカーも同じ番号の鍵で利用できます。
お風呂エリアにはシャンプーとコンディショナーがなかったため、脱衣所の売店で購入。
支払いはすべて腕の鍵で記録され、帰るときにまとめて精算します。
まずはお風呂タイム
浴場には以下の設備がありました。
- 浴槽3つ
- 歩行風呂(水風呂タイプ)
- 岩盤浴
- サウナ(熱め)
全体的に日本の銭湯とほぼ同じ。
清潔感はしっかり保たれていて、スタッフの方が見回って清掃していました。
体を洗って、浴槽で温まり、岩盤浴を行き来しているうちに、足の疲れもスッキリ。
垢すりコーナーもあり、利用している人もいました。
お風呂上がりはドライヤーが有料(2000ウォン/3分)ですが、化粧水などの備品もあり、思ったより快適でした。
ドライヤーの現金が必要だったので、売店で両替してもらいました。
いよいよチムジルバンエリアへ
お風呂から出たら、室内着に着替えて、売店横の階段からさらに地下のチムジルバンフロアへ。
ここからは男女共用エリアで、思っていたよりも広くてびっくりしました。
カップルやご夫婦で来られている方は、ここで合流になります。




設備はこんな感じです。
- サウナ4種類
- くつろぎスペース(テレビ・漫画あり)
- プチジム(トレーニングマシンあり)
- 食堂
- 売店(ラーメンとか売ってた)
- 一人ずつ寝られる洞窟スペース(토굴 / トゥグル)
- 男女別の睡眠室(暗い部屋)
- 鍵付きスマホ充電ロッカー

ローカル感満載の空間でしたが、清潔で過ごしやすいチムジルバン。
一人旅でも安心して過ごせる雰囲気で、思わず「このまま泊まりたい」と感じるほど快適でした。
(実際、チムジルバン宿泊をする地元の方も多いようです)
チムジルバン情報まとめ(麻浦区)
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | ネイバー韓方サウナ (네이버한방사우나 / Naver Hanbang Sauna) |
住所 | ソウル特別市 麻浦区 염리동 174-14, B1F(서울특별시 마포구 염리동 174-14, B1F) または 큰우물로 53, B1F(서울특별시 마포구 큰우물로 53, B1F) |
電話番号 | 02-714-1558 |
営業時間 | 24時間営業(年中無休) |
空港バスのバス停も近いので、早朝便・深夜便の人にもおすすめ!
麻浦区エリアは空港へのアクセスも良く、特に金浦空港を利用する方には立地が便利です。
空港リムジンバスも麻浦駅の近くに停まるので、仁川空港からの移動でも便利。
ホテルにバスタブがないときや、宿泊費を抑えたいとき、
そして一人旅で「ローカルな雰囲気を味わいたい」ときにも、おすすめのチムジルバンだと思いました。
観光地とは少し違う、“地元の人の日常にまぎれ込む”ような体験ができて、とても楽しかったです。
ソウルのホテルも高くなったので、1泊はチムジルバン泊を入れるのもいいかもなぁ、と思いました。
\弘大(ホンデ)のローカルチムジルバン/